予測できないから知っておきたい葬儀マナー
近年、終の棲家として老人ホームや介護施設を選ぶお年寄りも増えています。
もちろん、こうした場所で息をひきとる方も少なくありません。
スタッフから危篤あるいは臨終の連絡を受けたら、急いで向かいましょう。
葬儀マナーとして、看取りに間に合わない可能性もなきにしもあらず、ですが、施設側も緊急性は事前予測ができません。
施設へ向かう最中、近親者へ連絡を入れることも怠れません。
こうした施設でも医師が死亡宣告をし、死化粧などのエンゼルケアを施し、ご遺体も清めてくれます。
病院でも同じですが、ご遺体を安置できる時間は限られています。
すぐに搬送しなければならないのが葬儀マナーの一つ、まずは、葬儀社へ連絡をしましょう。
自宅へ搬送するのが一般的ですが、葬儀社に安置場所が設けられていれば、そちらに搬送可能です。
老人ホームや介護施設ではこの先からの手続き、取り決めにはノータッチ、葬儀社と葬儀の日程や内容を決めていきます。
施設スタッフが葬儀に参列するかどうかは考え方によりますが、参列の代わりに供花、弔電などを頂くならば、葬儀マナーとして香典返しの品を渡しましょう。